
<島田紳助>芸能界引退会見 一問一答
毎日新聞 8月24日(水)0時41分配信
島田紳助氏の会見での主なやりとりは次の通り。
--引退の理由は?
十数年前に個人的なトラブルを解決してもらった暴力団関係者がおり、この人とその後も知人を介して携帯電話でメールのやりとりをしていたことなどについて外部から指摘を受けた。事務所の調査でも事実が確認されたので、責任をとって引退することを決めた。
--暴力団関係者とは具体的にどのような付き合いだったのか。
芸能人と暴力団関係者が付き合いを持ってはいけないことはお互い認識していたので、会ったのはこの十数年間で4、5回程度。最後に会ったのは約4年半前だ。トラブルを解決してもらったことで金銭的な受け渡しもないし、法律に触れるようなことも一切していない。
--暴力団関係者との交際について後ろめたい気持ちはなかったのか。
トラブルを解決してもらった時には、あまり良くないことだなとは思った。ただ、約6年前に(事務所関係者への暴行問題で)自宅謹慎になった時にも知人を介して励ましてくれるなど、恩を感じていた。自分としてはこの程度の付き合いであればセーフだと思っていたが、事務所からは「アウト」だと言われた。
--今の心境は。
いけないことをしてやめるのだから、めちゃめちゃ格好悪い話で、ぶざまな終わり方。ただ、これで謹慎処分などでは後輩にも示しがつかないと思い、引退という一番重い決断をした。(芸能界という)山のてっぺんから崖に転げ落ちてしまったが、それも僕らしいかなと思っている。明日からは普通の人に戻って、静かに暮らしていきたい。
【コメント】
島田紳助氏は、確かに才能豊富の芸人と言えるが、どうも彼の吐く言葉の隅々には、悪質な裏心を感じる。 彼の芸風には人海の裏を知り尽くした所も見られ、所謂・・その世界のバックアップがあっての行動ともとられる、ある意味変に自信に満ちた巧言が垣間見られる。
それも7年前の、右翼団体とのトラブル解決後に、大幅に増えた。 私は君らとは違うよ・・と言わんばかりの言葉尻。 弱者の欠点を見付けると、これ見よがしに弱点責めを行い、あてが弱気になると掬い上げる。 また彼を崇拝する人間と、逆に嫌がる人間との取り扱いには、天と泥沼の差があるという。
引退会見の中にも、あくまで自身を美化する自尊心の強さが其処此処に散りばめられ、彼の流した涙には清らかさは見られなく、後ろにもうひとつの顔があり、舌をぺろりと出しているようにしか見えなかった。
B氏に解決して貰った、以前のトラブルはどのように解決して貰ったのかの説明が一切されていない。 法を通して解決したわけではないことは明らかだ。 脅しや金を渡しての解決だとすれば、Bをどんな人かは知らなかったとしても、Bは幇助に問われる事になり、主犯は紳助氏当人になる。 更にA氏を通してB氏に連絡したとは言え、相手が暴力団の最高幹部だと知っていた限りは、清らかな関係(セーフ)とは言わない。
今日になって、新たにやりとりされた手紙、交際時にとられた写真なども、会見が終わった後に吉本興行側から提出されたと言う。
こういった絡みで見ると吉本興行側でも、視聴率ドル箱をばっさり切る事は、今後の事も考え、苦肉の策ではなかったのではなかろうか。
レギュラー番組を6本持つ人気司会者・島田紳助氏(55)の突然の引退会見から一夜明けた24日、テレビ各局は収録済み番組の放送中止や番組差し替え、撮り直しなどの対応で大混乱に陥った。
スポンサー対策もあり、クリーンなイメージを大切にするテレビ各局にとっては大打撃の“事件”となり、「反社会的勢力との関係は容認できない」「非常に遺憾」と厳しい声が上がった。CMも中止が決定し、今後は巨額の違約金問題も浮上してきそうだ。
彼と仕事関係でお付き合いする芸能人たちは、口を揃えて感謝の言葉や、惜しいと言う言葉が並ぶが、 視聴者からすれば、テレビは、いつからこんなにドンチャン騒ぎが好まれて、一発芸の品評会になってしまい、つまらなくなったのだろう--と評価する旨も大きい。
テレビ局側も気が気じゃない。 番組の「劣化」が覆い隠せないほど、鮮明に見えてきてしまっている。 そのなかでも、ここではあの日テレの“看板番組”の現状をみてみると、『行列のできる法律相談所』。 法律相談という当初のコンセプトはどこへやら、紳助がお仲間を集めて、さながら紳助ショー満開だ。
「自画自賛ですみません 私の名シーンSP」と題された7月31日放送回では、上地雄輔や出川哲朗ら出演タレントの感動話を司会者、紳助がいじるだけ。
紳助の仕切りに贔屓タレントのお追従発言、演出の笑い声が加わり、場は盛り上がっている風なのだが、見ているこちらは、どんどん冷めていく。 芸能人主催合コンに参加した上地の裏話を暴露して「ドヤ」顔の紳助。見ているのが辛い。
さらに、「続きは『深イイ話』でご覧ください」と自身の別番組を宣伝する始末である。
コラムニストのO氏の発言。
紳助氏の凄い所は、それまで沈みかけていた芸人の生活をなんとか実力を持つ者だけでも上向きにして上げようと、様々な発表の場を設け、拾い上げる道を造った事。
今まで見向きもされなかった、お馬鹿タレントを面白可笑しくバラエティースターに仕上げていった事。 しかしここにも問題がある。 ○○グランプリで優勝したり、準優賞にはいると、翌る日からは大スター扱い。
自身の持つ番組では、特番を儲けたり、自身のプロヂュースする歌唱グループを作れば、紹介する時は既に大スター扱い。 関係のない局番であっても、わざわざメンバーを出演させて、後半を番組とは無関係でも強制デビューコーナーが差し込まれ、見ている視聴者たちにはなんのことやら・・。
気が付けばバラエティー専門の芸人さん、ゲストと呼ばれる一流の俳優さん、等は影を潜め、ゲスな笑いをどうにか目立とうと、前に出るお笑い芸人で、番組の進行はハチャメチャのくだらない番組に変わっている事が随分多くなって居ります。
番組の前後には、肩を振って歩く紳助氏と・・ぞろぞろ媚びを売るお笑い芸人や紳助ファミリーと呼ばれる者達で、いっぱいになると言う。
彼の美談には様々あるが、芸能人や漫画家等に絵を描かせ、それをオークションし、集まったお金でカンボジアに学校を作る計画を実行に移つすと言う話があった。
みんな「かわいそう」という視点で見るも、彼の目線は何かしらどこか上から見てるんですよ!
「たった1つ学校作るだけじゃ全然意味がない。 世界中には何十万という学校を必要としている。1つ2つ建てた所で全体的に見れば、なんも変わらないんです。
でも…それでもないよりはあった方がいいと思うんです」。
これにはぐっときたし、大いに納得もしたしこの否定から入って最後に人を納得させる話術にも唸った。
そうして多くの芸能人や漫画家らが目的の為に時間を割いて絵を描きその絵はオークションに出されることとなり、また、その絵を「芸能人や漫画家のファン」「自分のお金をカンボジアに落としたいという人」らお金持ちの有志が競り落とす為に集まった。
競りが始まり、アグネスが、そもそもこの企画の発案をしたということで番組中盤に出てきた彼女。 「こんなにお金が集まって嬉しい…」と感極まって涙ぐむアグネスのコメントのあとに・・紳助もやや涙ぐみながらも…「俺も泣けてきた…ハイ!二人が『いい人』に見えたところでオシマイ!」と皆に渇いた笑いをもたらす。
その前も上戸彩が「私一緒にカンボジアに行ってもいいです」の言葉に「それならもっとイイトコ行こう」や「学校とは言わずリゾートホテルやらバンバン作って」とか散々の愚口・・呆れてものが言えない。
オークションで競り落とした女性に対しても、「見てみい、あの歳であんなに綺麗なのはやっぱただものじゃない」などと誉めて「ハイ、もうええやろ!いっぱいお金出して貰ったし、気分よう帰ってもらわんとな!」などと、気分よくするどころか落として笑いにする。
とにかく何度も感動し泣きそうになりながらも、何度も涙を引っ込めさせられた。
「どうしてこの絵を?(高額で競り落とした人に)」「猫の絵が欲しくて」
「そんな言うてくれたらみんなで猫描きますよ」や「なんで来はったん?暇やったんでしょ」・・・
高田延彦の出品にも
「これケース高いし元とれたら中味入れ替えたらいいし」・・キャラクターデザイナーの吉田すずかさんの絵を、250万近い金額で落とした人に「なんでこんなモンに?あ…いやいや」・・・
石坂浩二の絵を母へのプレゼントの為に高額で競り落とした男性が、ハンバーグ屋さんというので「石坂さんが食べに行きますわ!」と言ったあと、「どうせタダにしてくれるし…」と後ろを向きながら言ったりする。
そんなことまで言うのサイテーというとこまで徹底的に露悪になる紳助…皆は苦笑。
紳助のあらゆる目線には、何時も俺の番組だ、俺の構成で美談に変えてやると言う上から目線で動かす意図が隅々に見えるのは私だけだろうか。
お馬鹿を徹底的に低い目線で見、しかしそれを金儲けの手段として紳助氏は、お馬鹿ブームを短期間で拵えてしまったのには、私達は真似の出来ない部分もある。 しかし操るのも上手い。 お馬鹿は徹底的に落とされて、傷付く程落とされた後、今度はおだててそれも自身の宝だと言わんばかりの持ち上げをする。 紳助の話術に乗って、感謝の気持ちを抱く者どもよ、よーく考えろ・・・知識不足の方々は、通常の人間になるには、やはりそれなりの学習が必要なのだ。 現在紳助氏のマネーの材料になってはいても、これからどうする? 紳助氏はテレビ会から身を引く事になるのだから、貴方達の将来にスポットは照らされるのかと言えば・・難しくなるだろう。
落として引き上げるのが紳助の戦術なのだ。 これはと言う若手の歌手や落ち目の俳優さんを見付けるやいなや、何故落ち目になったかを徹底的に機関銃の如く責め立て、泣かせて・・しかし君には良い所がほらこんなにもあるだろう! ものは考えようで・・もう少し頑張ってみよう・・と言うのが紳助氏のやり口。 最近は元モー娘。のゴクミが追いかけられていたのは何方にも理解出来るだろう。 一緒に沖縄に行こう・・環境が変われば考えも変わるから、欺されたと思って一緒に行ってみよう。等と・・下心丸見え。
助けて自分の餌になるものは・・とことん絶賛する!!痛い目に合う前に早く気が付け!
テレビ局側が常に嫌がっていたのは、視聴率の高さを自慢する紳助氏の「番組の私物化」。
前にも述べたが、出演者は自薦で・・構成にも口出しし、自分の商品の売りとか他番組の宣伝、目に余るのはファミリーを使って、自身の美化イメージアップ蔓延の構成である。
おやっと思ったのは、ボクシングの亀田興毅と内藤大介の試合前、例の「行列の出来る・・」の中で、両者を番組に招待し、亀田は良い奴だ!内藤君には申し訳ないが、俺は亀田が勝つと思うよ・・今回は誰も内藤君を応援しないから・・と紳助氏が番組で言い切った事だ。 内藤は苦笑いで番組中喧嘩をする訳にも行かず、耐えているようだった。
誰が見ても理不尽な紳助氏の行動に、出演者も苦笑い・・試合前の公平性など感じられない不愉快な番組だった。
彼の騙り口は、もっともな事も話すが・・裏も話し話をし、ターゲットとしたものを番組中に落とす巧みさがある。 良くやるやり口は、他人の裏話を暴露し、問題を起こさせ笑い話としてしまうことだ。 有名な話は、なだぎと友近の仲違い話し・・なだぎが浮気をしている話から、友近を我がファミリにでも入れ、ものにしようとでも思ったのであろうか。 あれよあれよと言う間に、友近の顔色が変わり、こちらも見ていて不愉快極まりない番組になっていたと思う。 尻に敷かれている芸人亭主特集なども、芸人の自尊心を傷付ける心外な番組である事は事実で、如何に番組を面白いものにしようとするものでも、彼にそんな事をして良いという権利も資格もない。 人の家庭を物笑いにして番組の視聴率をとっても、褒められたものではない。
ただ裏を返せば・・最近になって、彼の才能にも陰りが見えていたのではなかろうか。
幾ら才能があると言えど、コムピーでさえ限界があったのも事実。 もう疲れさへ感じていたのでは・・既に辞める切っ掛けを考えていたのではと言う説もある。
しかしこの手の方々には、常に残されたファミリーの行方が目に見えないという、大きな悩みも月纏う問題が残る。 自身は儲かっても周囲に莫大な迷惑を掛け辞めて行く事になり、頂点を極めた・・思い上がりだけが後を引き、みっともない幕引きになる事は重々承知して、解決策を導いて辞める決心をすべきだ。
一度栄光の光を味わうと、最後まで自分の美化に努める悲しさを持つようになる。
さる局で調査した、嫌われ者芸人ベスト10の堂々1位に、紳助氏の名は輝いていたという。 何かと悪い噂が飛び交う芸能界に、実質嫌がられた芸人が1人去っていったに過ぎない空しさが、それだけではすまない迷惑の数々を残し、嵐は去っていったという事になる。 今後各テレビ局が考えなくてはならないのは、お笑いが各番組を独占していて、面白くもないギャグの飛ばし合いに耽り、番組の主旨が不明になるような低俗番組を、確実に減らして頂きたいという事だ!!